(総 則)
第1条 首都圏事業プレミアム会員規約(以下「本規約」といいます。)は、産業医科大学(以下「本学」といいます。)が設置した「首都圏事業プレミアム会」(以下「本会」といいます。)の会員である首都圏事業プレミアム会員(以下「会員」といいます。)に対して、各種サービスを提供するための事業(以下「本事業」といいます。)に必要な事項等を定めるものとします。
2 本会の目的は、会員と本学の親睦、互恵的発展、産業保健の発展とします。
3 本学は前項の目的に照らし、会員に対して本事業利用の際の特典の設定、情報発信・共有、懇親の機会の設定等を行います。

(会員の定義)
第2条 会員は、本規約に同意のうえ、会員登録画面により、会員の登録申込みを行い、本学がこれを承認した個人とします。
2 会員は、本規約を遵守しなければなりません。

(会員資格)
第3条 会員となることができる者は、原則として、本学主催の首都圏プレミアムセミナー又は産業医学基本講座(東京開催)を受講したことのあるもので、かつ、第1条第2項に掲げる本事業の目的に賛同するものとします。

(会員資格の有効期限)
第4条 会員の有効期限は、4月から翌年3月末までの1年間とし、会員が退会の申し入れをした場合以外は自動的に更新され、以後も同様とします。

(会員特典)
第5条 本事業は、本学が行うものとし、会員は、以下のサービス(以下「本サービス」といいます。)を受けることができます。
(1) 首都圏プレミアムセミナーへの割引参加
(2) 「首都圏事業プレミアムサイト」の会員エリア(以下「会員エリア」といいます。)の利用
(3) その他本学が行う本事業の利用

(会費等)
第6条 会員は、本サービスを利用するために必要な会費を納入するものとします。
(1) 会費は、年額6,000円(税込)とします。
(2) 年度の中途で新たに会員になる者は、年度の経過が半年以内であれば当年度分全額を、また、年度が半年以上経過していればその半額を納入するものとします。
2 会員は、本学が指定する期限までに本学が定める方法により前項の金額を一括して納入するものとします。
3 本学は、既に受領した会費について、理由の如何を問わず払い戻しには応じないものとします。

(会員申込の承認等)
第7条 本学は、会員申込者が、次の各号のいずれかに該当する場合は、会員の申込みを承認せず、又は既に行った承認を取り消すことがあります。この場合、会員申込者は、当該結果に対して異議を述べることはできません。
(1) 会員申込者が本規約に違反し、又は過去に違反していることが明らかになった場合
(2) 申込内容に虚偽又はこれに類する不正確な内容の記載が含まれていることが判明した場合
(3) 会員申込者の連絡先(住所、電話番号、ファックス、電子メール等)に連絡がとれない場合
(4) 登録メールアドレスが個人利用のものではないと推認された場合
(5) 前各号のほか、本学が会員申込者を不適当と認めた場合

(会員登録)
第8条 会員の登録申込みは、会員登録画面により会員を希望する本人が直接行わなければなりません。
2 会員登録の完了(会員承認)は、本学が当該申込者へ会員エリアを利用するために必要なID及びパスワード(以下「アカウント」という。)を通知した時点とします。

(アカウントの管理)
第9条 会員は、自らの責任においてアカウントを管理・使用し、これらの管理不十分、使用上の過誤、第三者の使用等によって生じた損害にかかる一切の責任を負うものとします。
2 アカウントは、1名の会員につき、1つのアカウントのみの取得とします。
3 会員エリアに入力されたアカウントが、登録された会員のアカウント情報と一致することを本学が所定の方法により確認した場合、本学は当該アカウントを持つ会員による利用があったとみなし、これにより生じた損害については一切責任を負いません。
4 会員が第三者のアカウントを不正に使用し、当該第三者又は本学に損害を与えた場合、当該会員はこれによって生じた損害を賠償する責任を負うものとします。

(自己責任の原則)
第10条 会員は、会員エリアを利用してなされた一切の行為及びその結果について、当該行為を自己がしたか否かを問わず責任を負うものとします。
2 会員は、会員エリアの利用に伴う第三者からの問い合わせ、苦情等が通知された場合は、自己の責任と費用負担をもって処理解決しなければなりません。
3 会員は、第三者の行為に対する要望、苦情等がある場合、当該第三者に対して直接その旨を通知するものとし、その結果については、自己の責任と費用負担をもって処理解決するものとします。
4 会員は、会員エリアの利用により、本学又は第三者に対して損害を与えた場合、自己の責任と費用負担をもって損害を賠償するものとします。
5 会員は、会員登録内容に変更が発生したときは、会員エリア上の定める方法により遅滞なく本学に届け出るものとします。変更の届出がなされず、連絡先相違のため本学から会員に連絡がとれなくなったことによって会員に生じた損害については、会員は自己で責任を負うものとします。
6 会員は、会員エリアから入手し得る情報の中には、不正確若しくは不完全な情報又は最新の情報にアップデートされていない情報が含まれている危険性を承知した上で、自己責任によって本サービスを利用することに同意するものとします。

(会員の禁止事項)
第11条 本学は会員エリアにおける会員の次の各号に掲げる行為を禁止します。この場合において、禁止行為に該当すると本学が判断した場合、本学は、当該行為にかかる一連の情報を削除し、又は当該行為により会員が得た権利、利益を取り消す等必要な措置をとることができるものとします。
(1) 会員エリアを通じて、又は会員エリアに関連してコンピュータウイルス等の有害なプログラムを使用又は提供する行為
(2) 会員エリアの内容(会員又は本事業スタッフによる投稿を含む。但し、投稿者が開示を許諾しているものを除く。)について、本学が会員として承認していない第三者に対して全部又は一部を開示又は掲示する行為
(3) 会員エリアの内容の全部若しくは一部の修正又は本サービスの内容を基にした派生的制作物を作成する行為
(4) 会員エリアを通じて入手した著作物に関し、著作権法で定められた制限規定の範囲を超えて利用等を行う行為
(5) 会員又は第三者の財産、プライバシー若しくは肖像権を侵害する行為又は侵害するおそれのある行為
(6) 法令、本規約若しくは公序良俗に違反する行為又は本サービスを提供しているサーバ、ネットワーク等を妨害したり、混乱させたりするなどの会員エリアの運営を妨害する行為、本学の信用及び財産を毀損する行為若しくは本学に不利益を与える行為
(7) 前各号のいずれかに該当する行為を助長する行為
(8) 前各号のほか、本学が不適切と認める行為
2 本学は、前各号の行為によって会員に生じた損害について責任を負わず、本学又は第三者に損害が生じた場合、当該会員はその損害を賠償するものとします。
3 前項については、退会後も引き続き適用されることがあります。

(会員資格の中断等)
第12条 会員が前条第1項各号のいずれかに該当する行為を行った場合、本学は事前に通知することなく直ちに当該会員の会員資格を中断し、又は将来にむけて会員資格を取り消すことができます。
2 本学が前項に規定する措置を取ったことにより、当該会員が会員エリアを利用できず、これにより損害が発生したとしても、本学は一切の責任を負わないものとします。

(会員の退会)
第13条 会員は、次の各号のいずれかに該当する場合、退会として取り扱うものとします。
(1) 本学に、退会届を提出した場合
(2) 本学が指定する期限までに会費の納入がない場合
(3) 前各号のほか、本学が、退会が相当であると認める行為があった場合

(会員の解散)
第14条 本学は、会員エリアの活動状況、その他継続しがたい事情により本事業の運営継続が困難と判断した場合は、会員の承諾を得ることなく、本会を解散するものとします。この場合、本学は会員に対し、解散月の翌月(1月分500円)以降の会員登録期間に応じて年会費を返還します。
2 本学が前項に規定する措置を取ったことにより、会員が本サービスを利用できず、これにより損害が発生しても、本学は一切の責任を負わないものとします。

(会員の損害賠償責任)
第15条 会員は、本規約及び法令に違反したことにより、第三者に損害を及ぼした場合、当該損害を賠償する責任を負うものとし、本学は一切の連帯責任を負わないものとします。

(会員への通知)
第16条 本学は、会員に対し、随時、会員エリアへの掲載又は会員の登録済み連絡先への連絡等、本学が適当と判断した方法により、本規約に関する必要事項を通知します。当該通知は、会員エリアへの掲載の場合は掲載時に、会員の登録済連絡先への連絡の場合は発信時に、会員へ到達したものとみなします。
2 本規約に関する必要事項は、前項の規定に従い、通知を行った時点から効力を発するものとします。
3 通知は、本規約の一部として効力を有します。

(規約の変更等)
第17条 本学は、本規約を変更する必要があると認めたときは、会員の承諾を得ることなく、随時本規約の条項について追加、変更又は削除ができるものとし、当該変更等の内容はすべての会員に対し適用されるものとします。
2 変更後の規約は、本学が適当と判断した方法により、会員に通知するものとします。
3 前項の措置は、通知をもって有効とし、会員は、当該変更等の内容に同意したものとみなします。

(規約の範囲)
第18条 本学が別に個別サービス規定を制定した場合、当該規定は本規約の一部を構成するものとします。
2 本規約と個別サービス規定の内容が異なった場合は、個別サービス規定を優先するものとします。

(サービス)
第19条 本学は、会員に対して会員エリア又はその他の手段を通じて、各コンテンツ及びそれに付帯するサービスの提供を行います。

(サービス内容等の変更及び中断、中止)
第20条 本学は、会員へ事前に通知することなく会員エリアの内容等の変更、会員エリアの全部又は一部の中断又は中止を行うことができるものとします。
2 本学は、前項に規定する措置を取ったことにより、当該措置に起因する会員が被った損害について、一切の責任を負わないものとします。

(サービスの条件)
第21条 本学は、会員エリアの運営に関して、当該エリアの利用を監視し、必要性が認められる場合、本学の裁量によって会員エリアのアクセスを制限することができます。
2 本学は、会員エリアにおいて誹謗、中傷又は個人情報の流布等の本学が不適切と認める書き込み等を、本学の裁量によって削除します。

(サービス利用における通信機器等)
第22条 会員エリアを利用するために必要なコンピュータ端末、通信機器、通信回線その他の設備等は、会員の責任において保持し、管理するものとします。
2 会員が会員エリアを利用するために必要な通信回線の使用に伴い発生する使用料金等は、会員が直接これを負担するものとします。
3 会員が本サービスを利用するにあたって、プラグインなどのダウンロードを行う際は、会員の責任で実施するものとし、その結果生じる損害等について、本学は一切の責任を負わないものとします。

(業務委託)
第23条 本学は、必要に応じて本事業に関わる業務の全部又は一部を委託することができるものとします。

(個人情報)
第24条 本学は、会員エリアの利用等に伴い取得した会員に関する情報については、漏洩、滅失又は毀損の防止、その他会員情報の安全管理のために必要な措置を講じるものとします。
2 本学は会員の個人情報を会員の同意を得ることなく第三者へ提供しません。ただし、前条の規定に基づき業務委託した関係団体に対しては業務の必要により、個人情報を提供することがあります。

(本学の損害賠償責任)
第25条 本学は、本学の責に帰することができない事由から生じた損害、本学の予見の有無を問わず特別な事情から生じた損害、逸失利益については、賠償責任を負わないものとします。

(免責条項)
第26条 本学は、前条に定める場合を除き、会員が会員エリアの利用に関して被った損害については、債務不履行責任、不法行為責任、その他の法律上の責任を問わず賠償の責任を負わないものとします。

(協 議)
第27条 本規約に定めのない事態が生じた場合は、当該当事者がともに誠意をもって協議し、解決にあたるものとします。

(合意管轄裁判所)
第28条 本規約に関して裁判上の紛争が生じた場合は、福岡地方裁判所小倉支部を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

(準拠法)
第29条 本規約に関する準拠法は、すべて日本国法が適用されるものとします。

 

 

附 則

(施行期日等)
1 この規約は、平成30年11月1日から施行します。

(施行に伴う措置)
2 この規約の施行に伴い、当分の間、会員エリアの運営については、次のとおり取り扱うものとします。
(1) 事務局について
    本会の事務局は、首都圏事業推進室に置く。
(2) 本会の宣伝について
本会の存在及び入会の宣伝は、プレミアムセミナーの宣伝同様、広く積極的に行う。
(3) 入会手続きについて
① 登録申込み手続きは、各コースと同様、ホームページ及びemail等で行う。
② 事務局は、登録申込みが届き次第、入会資格を確認するとともに、コース申込みと同様に、返信(入金依頼を含む)を行い、併せて経理部門と連携した入金確認、登録、登録完了の通知を本人あてに行う。
③ アカウントは以下のとおりとする。
a) IDは、本人の任意かつ他者と同一でないものとする。
b) パスワードは、本人の任意によるものとする。
④ 会員情報の管理は、個人情報の一環として、コース受講者名簿同様に管理する。
(4) 会費の取扱いについて
① 会費の取扱いは、セミナー受講料と同様、事業収支の一環とする。
② 会費の用途は、次のとおりとする。
a) 本会の運営に必要な人件費、設備費
b) 受講料の会員割引制度の維持
c) 会員サービスに対する謝金や旅費等経費の支払い
d) その他本会及び本事業の運営に必要と本会事務局が認めたもの
(5) 会員サービスについて
① プレミアムコース各コースに、通常料金を割引いた「会員受講料」を設定する。
a) 各コースの割引額は年会費を超えないものとする。
b) 割引受講料は、当該コースの変動費を超える金額とする。
c) 各種案内には「通常料金」と「会員料金」を併記し、会員メリットを周知する。
d) 会員受講料による受講申込みは、申込ページに「会員受講料」の選択肢を設ける。
e)申込み受領後の運営は、一般の受講者と同様とする。
② ホームページ内に会員エリアを設ける。
a) 会員エリア内には次の機能を設ける。
 ⓐ 事務局から会員への告知コーナーを設ける。
 ⓑ 会員相互の掲示板を設ける。
 ⓒ その他本会の主旨に則るサービス
b) 事務局からの告知コーナーは、以下の運用とする。
 
ⓐ 事務局から会員に有意義と思われる情報を発信する。
 ⓑ 当該コーナーの情報は、会員エリア外への発信内容と重複することを妨げない。
c) 会員相互の掲示板は、次の運用とする。
 
ⓐ 当該エリアでの投稿及び投稿された情報については、本会規約に則るものとし、信義則に則り、誹謗中傷や、投稿者が承諾しない投稿内容の会員外への漏洩を禁ずる。
 ⓑ 投稿内容は会員の自主管理とし、事務局は監視・管理をその責務としない。但し、会員から介入や支援の訴えがあった時は、対応するがその責は負わない。
 ⓒ 当該エリア内には、さらにテーマごとの小グループを設けることができるものとする。小グループを設定する場合は、当該代表者が、主旨を添え事務局に依頼する。事務局はこれを受理し、システム部門がそれを開設する。
 ⓓ 事務局は、適切な専門家に本サービスの顧問を有償で発注し、定期的な閲覧及び必要に応じた助言等の対応を依頼する。対応の要否は当該専門家に委ねる。
 ⓔ 会員から、専門家による特段の助言等の依頼があった場合は、事務局は適切な専門家を選定し助言を依頼する。当該依頼に伴い必要となる費用は、依頼者が負担するものとする。但し、その回答が一般化でき、かつ、広く会員に有益であると事務局が認めたものについては、当該費用を事務局で負担するものとする。
d) 上記に関し、本学及び当該専門家は、規約第10条6項の規定に基づき、その責を負わないものとする。
(6) 試行期間について
① 有償による本サービスの品質担保のため、試行期間を設ける。
② 試行期間は、2018年11月1日から2019年3月末日までとする。
③ 試行期間中は会費を無償とし、受講料の割引サービスを行わない。また、一部のサービスを中断、改変又は中止する事がある。
④ 試行期間は、延長又は短縮することがある。